実母の話

実母の話・15

今までの話。

はじめから読む

 

私が意を決して今までの思いをぶつけた翌日。母は愚痴を言うことなく、私と普通に会話をしてくれました。それが嬉しくて嬉しくて。

母が分かってくれた。これからは仲の良い母と娘になれるのだと嬉しくて泣いた、次の日。

 

この時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

いつもと全く変わらず、ごく自然に愚痴を言い始めた母。

え…昨日の、『今までごめんね。』って、何やったん????

多分、あくまで推測ですけど、娘が酔った勢いで何かわけ分からんこと言ってきた。程度にしか思ってなかったのかもしれません。お酒の力を借りてではありましたが、あの告白は、私にとってとてもとても勇気のいる告白でした。それが、何一つ伝わっていなかったなんて…。昨晩、嬉しくて泣いていた自分が馬鹿みたいでした。この時、私の中で何かかぷっつりと切れたような感覚がありました。

 

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実母の話はこれで一旦終わりになります。ここから《私がどのようにかわっていったのか。》《母との関係はどうなったのか。》夫との馴れそめと共に(誰が興味あんねん。)描いていく予定です。

なかなか話がまとめきれず、合間合間の更新になってしまい、申し訳ございません。また見ていただけますと幸いです。

夫との馴れそめ・1

 

POSTED COMMENT

  1. 小山田 紀子 より:

    人はそう簡単には変わらないということですね。
    一旦離れるしかないですね。

  2. だんご より:

    以前、おっさんのブログに馴れ初め書いて!とリクエストしたら、「炎上するから書かない」と言われ、余計気になってました!楽しみです。

  3. ちぃ より:

    「今までごめんね」と言ったのは愚痴を言った事にでしょうね。
    でも、もしかしたら自分の今話してることは愚痴ではないと思ってるかもしれません。だから娘にとって何が嫌なのか伝わってない。
    「嫌なこと言ったらしい。そんなに苦しめててごめんね。。」
    その気持ちも本物と信じたいです。
    さもなければ
    ほりかんさんがこんな面白くて優しいお母さんにならないから。

    あと、馴れ初めむっちゃ聞きたいです!!

  4. とも より:

    こんにちは、いつも楽しく拝見してます(^^)
    実は私、昔は母親と仲が良かったんですけど 私が離婚して子供達と一緒に暮らし始めてから 年数を重ねる毎に母親の金に対する考え方の違いに だんだん嫌気が増して来てたんです。
    お金があるとニコニコ機嫌よく お金が無く食事のおかずも乏しくなってくると 苛々が顔に出てるんですね…何だかんだありまして 他界したんですが それも 私が心配かけたせいだ!と…
    もう どうでもいい、一緒に暮らしてない人には わからない事だから!と思いました。
    同じ同性、母親だからこそ ぶつかる事はあると思います。他人にはわからない葛藤とあると思います。
    うちは、他界したので どうでもいいんですけど…母娘のぶつかり合いの悩みって簡単には相談出来ないですよね(^^;)

  5. サユリ より:

    ホリカンさん、こんにちは。
    全て拝読させて頂きました。
    幼い頃からのお母さんへの思い、
    お母さんとの出来事…
    興味深く読ませて頂きました。
    共感する部分もありました。
    多感な時期に辛く寂しい思いをいっぱいされたんだな、と思いました。
    しかし、お母さんも心に何か辛いこと、悲しみを抱えていたのかも、と思いました。(かと言って、成長期のお子さんに愚痴を言い続けるのは良くないと思いましたが。)
    私も同じような経験があります。
    けれど今になって、当時の母親の歳になって…母の気持ちが理解出来るようになりました。
    理解出来るまで、ものすごく年月がかかりました。
    母は母なりに悲しみを抱えて生きていたんだと思います。…

    ホリカンさんがどのように変わっていったのか→興味あり!
    ホリカンさんとお母さんとの関係がどのようになったのか→すごく興味あり!
    ホリカンさんとおっさんとの馴れ初め→メチャクチャ興味あり!!
    スッゴク興味あります!(笑)

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