実母の話

実母の話・15

今までの話。

はじめから読む

 

私が意を決して今までの思いをぶつけた翌日。母は愚痴を言うことなく、私と普通に会話をしてくれました。それが嬉しくて嬉しくて。

母が分かってくれた。これからは仲の良い母と娘になれるのだと嬉しくて泣いた、次の日。

 

この時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

いつもと全く変わらず、ごく自然に愚痴を言い始めた母。

え…昨日の、『今までごめんね。』って、何やったん????

多分、あくまで推測ですけど、娘が酔った勢いで何かわけ分からんこと言ってきた。程度にしか思ってなかったのかもしれません。お酒の力を借りてではありましたが、あの告白は、私にとってとてもとても勇気のいる告白でした。それが、何一つ伝わっていなかったなんて…。昨晩、嬉しくて泣いていた自分が馬鹿みたいでした。この時、私の中で何かかぷっつりと切れたような感覚がありました。

 

■■■■■■■■■■■■

 

実母の話はこれで一旦終わりになります。ここから《私がどのようにかわっていったのか。》《母との関係はどうなったのか。》夫との馴れそめと共に(誰が興味あんねん。)描いていく予定です。

なかなか話がまとめきれず、合間合間の更新になってしまい、申し訳ございません。また見ていただけますと幸いです。

夫との馴れそめ・1

 

POSTED COMMENT

  1. あや より:

    初めまして、流れてきました。
    私も両親に虐待まがいをされたと思ってる者です。
    その後、凄く気になります。
    うちは、母には言ったけど伝わらないような、似たような感じです。
    父の方が実行犯て感じですが父には何故か言えず、悔しいような気持ちです。
    言って何か言われたりされたりするのが恐いです。
    しかし父の生い立ちもまた、可哀想であり。
    全ては知りませんが、本人に聞きたいけど聞いてはいけない?雰囲気で、、
    複雑です。
    自分の子供には細心の注意を払って育てたいです。
    ありがとうございます。
    これからも無理せず頑張って下さい。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください