実母の話

実母の話・9

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今までの話。

はじめから読む

 

行き場のないストレスが、

最終的に『自分を傷つける』という形で

現れてしまった中学時代。

 

そんな私の精一杯のアピールも

母に伝わることなく、

愚痴が止むことは

ありませんでした。

 

母の長年の刷り込みから、

私自身、父とは一切口も聞かず、

目も合わさない生活。

 

同じ屋根の下に暮らしながら、

家族と一緒に食卓を

囲んだ記憶がありません。

(いくらなんでも

幼い頃は一緒に食事してたと

思うのですが、

残念ながら思い出そうとしても

全く思い出せず、

いつも一人で食事をしていた

光景しか出てきません。)

 

そんな家庭環境のまま、

私は高校生になりました。

 

 

所謂、『高校デビュー』って

やつでしょうか。

 

反抗したい気持ちもあって、

大きなピアスを何個も開けてみたり、

当時ではまだ珍しかった

カラコンをつけてみたり、

はじめて覚えた化粧をしてみたり。

 

多分、当時は自分なりに

グレて(?)いたんだと思います(笑)

 

が、幼い頃から

ずっと聞き続けていた母の愚痴。

本当はイヤなはずなのに、

完全に拒絶することは出来ませんでした。

 

冷たい態度を取った直後、

『やっぱりちゃんと

聞いてあげればよかった。』

ともの凄く後悔するのです。

 

『母の愚痴は

私が聞いてあげないといけない。

母の苦しみを理解してあげないといけない。』

ということが10年以上

当たり前に続いていたので、

 

今更『拒絶する』ということが

怖くて出来なかったのだと思います。

 

 

続きます。

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