初めて育児の葛藤

初めて育児の葛藤・10

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前回、夫の実家から自宅に
戻ったことで、
大変ながらもやっと本当の母親に
なれたような気がして嬉しかった私。

その後第二子の妊娠。
悪阻もあったことから、
出産まで月の半分くらいはまた
夫の実家でお世話になるようになりました。

夫の実家に行くと、
やはりおばあちゃんに
べったりになる長男…。
そんな長男を見て
『家では私しかいないから
私に来てくれるけど…
やっぱりおばあちゃんがいると
おばあちゃんやねんな…。』
と現実を目の当たりにして
また悶々とし始めました。

この頃には既に長男も
断乳していたため、
おっぱい目的で私のそばに
来ることもありませんでした。
『母親なのに…私は2番…。』
とマイナスマイナスに考えてしまう日々。

そして妊娠中の情緒不安定もあって
懲りずに夫や夫母さんに相談するも、
前回から変わらず
『なんやかんや言っても
お母さんが一番やって(笑)』
とまともに話を聞いてもらえず
(この時点で私も気付けよって
感じなんですが、
相談できる人が夫や夫母さんしか
いなかったため、
相談するたびに
玉砕していました(笑))

自分の気持ちの行き場を失い、
結局自分の中で
『長男にとってはおばあちゃんが一番。
私は2番。もうそれでもいいや』
と無理矢理思い込むように
なっていきました。
(そう思い込まないと
自分の気持ちに
折り合いを付けられませんでした)

悪阻が落ち着いてからは
長男とお散歩に行ったりと、比
較的穏やかに過ごしていたんですが…。

 

色んな人から
『2番目が産まれてもまずは
1番目をかまってあげて!』
とアドバイスをもらっていましたが、
元々長男自身がおばあちゃんに
べったりだったこともあり、
『下の子をほっといて…
上の子にかまうって…どうするの??』
という感じで、
具体的にどうしたらいいのか
さっぱり分かりませんでした。
そして必然的に新生児期で
授乳間隔も短い長女にばかり
手を取られるようになっていきました。

→初めて育児の葛藤・11

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