今までの話
↓
前回の話→★
長男が産まれた時から
私よりもおばあちゃんに
べったりだった事が辛すぎて、
『長男にとっては
私よりもおばあちゃんが一番』
と思い込むようになってから
というもの、
産まれたばかりの長女にばかり
構うようになっていった私。
まだ生後1ヶ月にも満たない
新生児だから手がかかるのは
当たり前なのですが、
長男がおばあちゃんにべったりなのを
いいことにほとんどの時間を
長女と過ごしていたと思います。
そんなある日、
とうとう見かねた夫母さんに
言われてしまいます…。
そうなんです…。
今になって思えば、
長男を夫母さんに任せきりで
長女にべったりだったな~
と思うんですが、
当時の私は長男に対して
そこまで酷いとは
全く思っていませんでした。
むしろちゃんと空いた時間は
長男に構ってると思っていました。
なので突然夫母さんから
『のぶ(長男)が寂しい思いをしてる』
という言い方をされたときは
正直かなり困惑しました。
私の中では
《長男がおばあちゃんに
べったり→その間に長女のお世話》
というサイクルだったのが、
周囲から見ると
《お母さんが妹にべったりで
寂しい→なのでおばあちゃんに
べったりになる》
という風に見えていたようです。
今になって思えば
(←っていう言葉が多すぎますが)
確かにそうだったと思います。
今でもそうですが、
長男はよく人の動きをみていて
遠慮してしまうところがあり、
実際にお母さんがバタバタと
大変そうにしているのを見て
おばあちゃんの所に行って
いたんだと思います。
…本当に、この時期の長男には
随分と寂しい思いをさせて
いたと思います。
そのことに気がついたのは
随分とあとになってから。
まだまだ全然周囲を見る余裕の
ない当時の私はそんな事には
全く気づいていませんでした。